西念寺の臥龍の松

● 二本松市指定/天然記念物
●福島県指定/緑の文化財指定
 
樹種:五葉松(ヒメコマツ)
推定樹齢:350年 
樹高:4.3メートル 
幹周:1.6メートル

菩提山願生院西念寺(浄土宗)の境内に植栽された松。永年の風雪に耐え、ねじれて地を這う姿から、「臥龍(がりゅう)の松」と名づけられました。一説には、伊達輝宗(戦国時代の武将。伊達家16代当主。1585年、粟の巣の変で壮絶な最期をとげた)が愛でていた松の盆栽を息子の伊達政宗が西念寺に寄進し、それが庭に移植されて大きく育ったといわれています。

また、同境内は過去に三度の火災にあっていますが、この松は三度とも芽を吹き返したことから、「三甦(みかえり)の松」とも呼ばれます。

なお、西念寺は皇室献上柿として知られる「会津みしらず柿」のルーツである「西念寺柿」発祥の地でもあります。
塩松領首領の大内定綱によって中国に派遣された西念寺の住職・夕安上人(せきあんしょうにん)が中国大原の玄中寺から持ち帰った柿が、西念寺柿と呼ばれて小浜の近隣に植えられたといわれています。その後、天正13(1585)年に小浜が伊達氏に攻められ、大内定綱一族が会津へ退却する際、西念寺柿を会津へ持ち込み、会津で改良されて現在の「会津みしらず柿」になりました。
みしらず柿の名の由来は複数あります。「見不知柿」(会津藩の藩主が「今までこれほど美味な柿を食べたことがない」と絶賛した)に由来するという説や、「身知らず柿」(実の重みで木が折れてしまうほどたわわに実をつけること、または、あまりにおいしくて食べすぎてしまうことを “身のほど知らず” といったこと)に由来するという説があります。

 

アクセス 岩代支所より徒歩10分
住所 〒964-0313 福島県二本松市小浜新町386
営業時間
電話番号・お問い合わせ 西念寺
TEL:0243-55-2024
備 考  近隣の観光スポット   小浜の紋付祭り、万人子守地蔵尊 西念寺柿(歴史、産品)

 

 

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