大型連休中の2022年5月5日(木・祝)。日山キャンプ場は夏のような陽気に恵まれ、家族連れやグループで夜まで賑わいました。この日『空キャン! 2022 春 』第2回として、"天空キャンプ"を満喫する魅力的なキャンパーさんを取材しました。
※ここで紹介しているキャンパーの皆さんには、岩代観光協会から個別に取材協力をお願いし、掲載の承諾をいただいています。問い合わせなどのご連絡は岩代観光協会へ、メールにてお願いします(iwashirokankou@gmail.com)。無断転載はご遠慮ください。
こだわりの薪で火をおこし、
上質な炎を見守りながらグラスを傾ける山上の夜。
年平均20泊以上も日山キャンプ場で過ごすウォーリーさん。虫があまりいない日山が大好きなのだという。
安達太良山に向かって大きく開いたテントの空間は、まるで瀟洒な「移動バー」。数種類のウイスキーボトルが並ぶ。
ウォーリーさんのこだわりギアは、何といっても品質のいい薪。福島市の薪屋さんと仲良しで、薪販売の手伝いもしているそうだ。数種類用意した薪のなかから目的に応じて最適のものを選び、効率的に、そして優雅に、焚火に興じる。
そのほかのお気に入りギアをあげてもらったら、「フェアーハンドのオイルランタンとベアボーンズのレイルロードLEDランタン、テンマクデザインのサーカスTCDX。そしてDODのスゴイッス」という答え。
焚き火もランタンも、灯をともすと、そこからまた心躍る時間が広がる。灯りと炎が、ウォーリーさんのソロキャンプの味わいを深めているようだ。
キャンプの様子は、末尾にリンクを貼ったウォーリーさんのインスタグラムで!
この日は友人家族が隣にテントを張って、日帰りのファミリーキャンプを楽しんでいた。テント撤収が始まったところだったが、記念の一枚、集合写真を撮らせてもらった(向かっていちばん左がウォーリーさん)。
■ https://instagram.com/yuji.endo.3914
健やかで陽気なエネルギーが溢れ出す!
個性豊かなキャンプ男子6人組。
この日のメンバー6人がサイトに勢ぞろいした「キャンプはいいよなぁ~チーム」の皆さん。先ほどのウォーリーさんやその他のソロキャンパーの皆さんとは異なり、わいわい賑やかな雰囲気! 見るからにノリがよさそうで、次から次へと会話が飛び交い、笑い声が絶えない。
メンバーのキャンプ熱が高まってきて、末尾の写真に出てくるオリジナルステッカーもつくったんだとか。個性豊かなイツメンが集えば、キャンプギアの個性もさまざま。上の写真でも、各自が異なる愛用イスにおさまっている。
そしてなんと、このメンバーの中には第1回取材の際にもキャンプをしていたこたろさんも!(写真右端がこたろさん) キャンプ場での再会は、シーズン中に何度も日山を訪れてくれている証拠。嬉しい瞬間だ。
チームの皆さんに、この日いちばんおすすめのギアを尋ねると、「今回はじめて持ってきた『ソーダストリーム』」との答えが返ってきた。メンバーがお母さんからもらった一品。その威力は秀逸で、本体とガスを持ってくれば簡単に炭酸水ができるので、荷物がかさばらない。もちろん、ゴミも減る。
地元の人気ラーメン店「若武者」のカップラーメンなども垣間見え、調味料類の品ぞろえもユニークだ。
「キャンプはいいよなぁ~」で始まり「キャンプはいいよなぁ~」で終わる愉快な宴が、今まさに始まろうとしている。
pirotkさんのインスタグラム👇
■ https://www.instagram.com/pirotk/
今日は手始めに、 BBQ で日山デビュー。
盛大な焚火を囲む、初々しい若者たち。
「俺たち、"家なき子"」と、自虐的ネーミングで笑わせてくれた3人組は、あんざいさん、さとうさん、だいちさんだ。
前日、急きょ「キャンプに行こう!」という話になり、予約なしで行けるところを適当にググって日山に決定。この日は朝10時半に集合し、最低限必要なものを買いそろえて日山入り。不慣れながらも、こうやってバーベキューにまでこぎつけた。そして、眺望のよさと管理人の優しさに感激し、「日山で正解だったね!」ということで意見が一致したそう。
バトミントンなどの遊具のセット、ポップコーン、マシュマロなどなど。「楽しむぞ!」という意気込みが伝わってくる商品の数々が、買物袋からのぞいている。
「今日はイスしかないけど次回はテントを持ち込んで、バーベキューだけでなく"本当のキャンプ"に挑戦するつもり」という。ぜひまた3人で日山を訪れてもらいたい。
アウトドアブームの申し子のようなシティーボーイ。
名づけて、"日山・サブカル系キャンパー”。
エスパーさん(上の写真、向かって左側)は同級生と2人で。キャンプ仲間が全員そろうと4人になるのだが、この日は2人で日山へ。
「スタイリストでも付いているの?」と聞きたいほどスタイリッシュ! それぞれのいでたちやたたずまいも、コスチュームとギアのカラーコーディネートも完璧にキマって、このままでアウトドア雑誌やウェブサイトのトップページを飾れそう。
今夜のキャンプメシは、チーズタッカルビ、エビとマッシュルームのアヒージョ、翌朝はホットサンド…と聞くと、料理はお手の物かと思うが「いやいや。料理ができないからこそ、修行のつもりでキャンプでは料理をする」のだとか。
ボードゲーム「チャオチャオ・・!」やモバイルプロジェクターもご持参。気が向けば、夜の闇の中、スクリーンを張って映画を見ることもあるのだとか。
春の取材終了!
『空キャン!2022 春編』最後の一枚は、茶坊主さん(…と本当に呼んでいいのか…)(写真の左端)とそのお仲間。
日山キャンプ場の"奥座敷"ともいえるサイト上段の奥にソロテントが3張並び、三者三様に大人の時間をすごす。この距離感がなんともいい感じだ。また機会があれば、ぜひインタビューもお願いしたいものである。
…というわけで、春の取材が無事終了。今回、『空キャン! 2022 春編』の取材に快く応じてくださった皆さん、ご協力ありがとうございました。
7月には『夏編』を取材し、8月下旬にアップしたいと思います。引き続き、日山キャンプ場をよろしくお願いします。
岩代観光協会・日山キャンプ場『空キャン!』取材班