諏訪神社「長折の三匹獅子」獅子が舞い、跳ね、踊る

諏訪神社は大同年間に信州・諏訪から勧請して創建されたと伝えられています。神殿の裏手に根周7メートルにも及ぶスギの大木があり、歴史の重みを感じさせます。

諏訪神社は、隔年開催される5月4日の例祭で県指定の無形民俗文化財「小浜長折の三匹獅子舞」が奉納されることで知られています。
これは、
上長折の滝洞<たきぼら>と下長折の東方<ひがしかた>、中洞<なかぼら>の三部落に伝承されている勇壮な舞で、上長折と下長折が隔年交代で演じることになっています。かつては秋祭に行われていたものですが、現在では、隔年開催される諏訪神社の春祭に境内で演じられています。
滝洞を「山がかり」、東方を「花吸がかり」、中洞を「庭虫がかり」ともいい、三者それぞれに伝承する曲目に多少の差異があり、舞い方にも小異が見られます。
三匹獅子舞は関東・東北地方に多く分布しています。福島県内では、五穀豊穣・悪霊退散・家内安全・子孫繁栄・商売繁盛を祈願して奉納されます。小浜長折の三匹獅子舞は厳格なしきたり(当屋制度)のもとに行われるのが特色であり、長男の少年が演じるところに民俗的な意義があるとされます。囃子は、笛、大太鼓で、獅子は胸に鞨鼓をつけています。

戊辰戦争の際、奉納の日に偶然通りかかった新政府軍が、勇壮な笛・太鼓の音に怯えて一旦退散したと伝えられています。

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